さやいんげんは、インゲンマメの若いさやを未熟なうちに収穫した野菜です。豆と野菜両方の栄養素を含んでおり、少量ですが野菜には少ない必須アミノ酸を含んでいます。
さやいんげんの栄養素
- 食物繊維(不溶性)
水に溶けにくいため、腸内で水分を吸収し膨張することで便通を促進する
腸内で善玉菌を助ける
- カリウム
血圧の安定や血栓の予防効果がある
体内の余分な水分を排出し、むくみなどを改善する
- マグネシウム
骨や歯の材料になる
筋肉を動かしたり、血圧や体温の調整、新陳代謝やエネルギー作りをサポートする
- 糖質
どんな栄養素よりも素早くエネルギーに変える。(1gあたり約4キロカロリー)
足りなくなると、記憶力が低下したり脱力感がでる
余った分は脂肪に変わるため、取りすぎには注意
- βカロテン
体内でビタミンAにかわる栄養素
抗酸化作用で病気や老化を防いだり、目の健康にも役立つ
美しい肌や髪、爪のためにも重要な栄養素
- ビタミンB1
運動で溜まった乳酸を分解しエネルギーに変え、身体の疲れを回復させる
糖質が脂肪に変わる前にエネルギーに変える
脳や神経機能をしっかり働かせる
- ビタミンB2
三大栄養素のエネルギー代謝を助ける
新しい細胞を作る時に必要
血液をサラサラにする
- ビタミンB6
タンパク質を分解し、アミノ酸にするのを助ける
不足すると、肌荒れや不眠の原因になることもある
- 葉酸
ビタミンB12と赤血球を作る働きをする
DNAやRNA作りに必要
記憶の定着や物忘れ予防に効果がある
さやいんげんの選び方
- さやが細くてハリがある
- 黒ずみがない
さやいんげんの保存方法
生の場合、乾燥に弱くしおれるのでラップに包み冷蔵庫で保存しましょう。
固めに茹でて冷凍庫で保存することもできます。
さやいんげんと相性の良い食材
- 玉ねぎ
- ひまわり油
- ごま
ビタミンEを含む食材と一緒に食べると、美肌効果がさらに期待できます。
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